トロピック・ライトニング博物館 (Tropic Lightning Museum)ガイドブックでは紹介されないミリタリースポット
- トロピック・ライトニング博物館
軍事史に興味がある人は押さえておきたいスポット
ハワイにはアリゾナ記念館や戦艦ミズーリをはじめいろいろな軍事史に関するスポットがあるけど、日本人観光客はまず訪れることがなくガイドブックでも紹介されていない、でもやっぱり押さえておきたいミリタリースポットがここ、トロピック・ライトニング・ミュージアム。
ハワイ最大の陸軍駐屯地の敷地内にある博物館
ノースショアのハレイワへドライブする途中、H2を降りてすぐ左手に出てくるハワイ最大の陸軍駐屯地、スコフィールド兵舎(バラックス) 内にあるこの博物館は、スコフィールドの歴史やここに司令部を置く通称「トロピック・ライトニング」の第25歩兵師団に関する展示を行っている。
- スコフィールドバラックスの敷地内
規模は小さいけど充実した展示品
博物館の規模としては決して大きくないけれど、展示品には第25歩兵師団がベトナム戦争に配備された時代のベトコンの兵士が手作りした拳銃やトンネル基地のレプリカ、第二次世界大戦前の召集ラッパや朝鮮戦争時の銃器、イラク戦争の時の装輪車の破壊された窓、そしてそれぞれの時代の兵士の装備が再現されている。また、博物館の建物の前に大砲と軍用車両を備えた装備おかれている。
その他にもスコフィールド兵舎が完成した1909年から現在までのいろいろなコレクションや写真などもあり、軍事史に興味がある人には絶対に外せないスポット。
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規模は小さいけど充実した展示品 -
規模は小さいけど充実した展示品 -
二次世界大戦前の召集ラッパ -
朝鮮戦争時の銃器 -
ベトコンのトンネル基地 -
トンネル基地のレプリカ -
トンネル基地のレプリカ -
兵士の装備 -
屋外展示の高射砲&戦車
入館には車両ワンデイパスが必要
トロピック・ライトニング博物館は陸軍駐屯地という米軍施設内にあるため、民間人や観光客が自由に出入りできるわけではない。バラックの敷地内に入り博物館へ行くには、レンタルしている車両と入場者のワンデイパスを取得する必要がある。
手順は以下の通り。
- スコフィールドバラックスのLyman Gateという入場ゲートへ行き博物館へ行きたい旨を申告する。
- 乗車している人全員の写真付きのID(パスポートがよい)とレンタカーのレンタル契約書を提示する。
- すべてのドアとボンネットとトランクも開け、全員が車から降りる。
- 車両内及び車両の屋根と底のセキュリティーチェックを受ける。
すべての確認が終わると写真のようなワンデイパスを発行してくれる。これをもってトロピック・ライトニング博物館があるゲートまで行き、ゲートでパスを提示すれば入場できる。
結構物々しい感じがするけど、実際はそんなに難しくない。
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車両のセキュリティーチェック -
発効されたワンデイパス
敷地内にはその他にも歴史的建造物が
スコフィールドバラックスの敷地内には博物館以外にも歴史的な建造物などスポットがいろいろあるので、せっかくワンデイパスをゲットしたのだから、時間があれば見ておくとよい。 写真のHISTORIC GUIDEは博物館でゲットできる。
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HISTORIC GUIDE -
歴史的な建造物など