怖いと言っても、お化けや化け物が出てくるわけではありません。
最近、医療ミス、医療過誤と言った話題がニュースなどに登場することが多くなっている気がします。
たぶん、医療ミスが増加しているのではなく単に表面化していることが増えてきただけだと思う。
内部告発や、患者からの訴えで表面化し病院側が謝罪するケースが増えている。昔は、内部告発など
考えられず失敗しても適当に内部で処理できたのだろう。
患者が死ななければ、うやむやになっていたかも?(あー怖!)
(これは、私の勝手な推測です。多くの病院は、そうでないと思っています。)
で、前述の通り検査技師である私は、直接、患者と医者と看護婦との出来事は知りません。
と言うか、知ることが出来ません。
と言うことで上記に関する怖い話は、看護婦又は医師に聞いてみたい。誰か投稿してください。
出所、身元を伏せて公開したいと思います。
私は、検査に関する怖い話をします。
検査も、当然怖い話があります。相手が、直接人間か提出された
検体
かの違いだけです。
じゃ、それで何が怖いか?と言うと、検体の取り違えです。
血液検査を例に取ると
AさんとBさんが○○病院に訪れ診察を受けました。
医師:Aさん、血液検査をしましょう。
Aさん:はい、わかりました。
医師:一週間後に、結果が出ますので来てください。
:
医師:Bさん、血液検査をしましょう。
Bさん:はい、わかりました。
医師:一週間後に、結果が出ますので来てください。
のような感じでそれぞれが別々に採血をして検査室に運ばれます。
生化学検査(肝機能や腎機能など)
検査技師:今日も多いなー、とか言いながら、伝票と検体の名前を確認して試験管立てに並べます。
検査技師:順番通りに、血液の一部を検査容器に移してそして機械にかける。
:
15分から30分ぐらいで結果が出てくる。
(検査する項目数や機械にもよるが、1件体当たりこのぐらいの時間で結果が出る)
検査技師:そして、この結果を、順番に台帳(当日の検査一覧と保存目的)に書いて、
個々の報告書を作成する。
:
そして各主治医に報告される。
簡単に、結果が出るまでを書いてみました。検査機器から報告書が作成するまで上記のよう
に人でなく、コンピューターを使用しているところがほとんどだと思いますが、基本的な流れは、
上記のようなものと思ってください。
では、どこで間違えるかと言うと、
1.検査室に着いて試験管立てに並べるとき。
・よく似た名前がある時
・名前が血液などで汚れていて読みにくかったとき
2.機械にかける順番
3.出てきた結果の順番を転記ミスした
4.台帳から報告書に書き間違えた
5.単なる、勘違い
もちろん、このようなことが起きないような対処は各検査室で行っている。(下記は、一例)
3、4は、コンピューターで処理すれば間違いはなくなるでしょう。
1は、名前の読み間違いなので名前をコンピュータで印刷したものに使用するとか、バーコード
などで処理しコンピューターにも確認をさせるなどといったことをする。
2は、別容器を使用しなければ、1と同じように確認できる。
では、検体を間違えると何が怖いのでしょう。
まづ、前回の結果の報告です。
「Aさん、今回の結果では、特に異常はないようですね。このまま様子を見ましょう。」
「Bさん、今回の結果で、肝臓があまりよくないですね。もう少し詳しい検査をしましょう。」
等言われます。
ここで、AさんとBさんの結果が入れ替わっていたとしたらどうなるでしょう?
Bさんは、医師より「さらに詳しい検査を」と言われていますので、さらに詳しい肝臓の検査
(癌を含めて)する事になります。
しかし、Aさんは、医師より異常なしと言われていますので、安心したAさんは、通常の生活
をするはずです。
普通、「異常なし」と言われれば、次の定期検診か次に具合が悪くなるまで医者に行くことはないでしょう。
もう、おわかりですよね。
間違って、「異常」と言われたAさんは、精密検査を受けることとなり、Bさんは、何もしないので
病状が進行していきます。Aさんは、精密検査の過程で異常がないことがわかりそこで終了しますが、
Bさんについては、誰なのかわからないので病院から間違いを知らせられません。
(そのときの検査が、AさんBさんの2人だけなら特定可能だが通常、1日当たり何十人、何百人
といることが多いのでまず、特定できない)
そして、このことは、全ての検査で起こりうる間違いです。
ちょっと、怖いことを書きましたがこのようなことが絶対起こらないとは言えません。
人間がすることなので間違いは起きます。
でも、意図的にしているわけでないのでその点は理解してください。
当然、間違いに気づけば、直しています。
でも、正常の人同士が入れ替わっていても大丈夫!?正常だから!(←たわけー、そうゆう問題じゃないだろ)
私が、このようなことを書いたのは、いたずらに不安をあおる為ではありません。
現実問題として、起きています。
しかし、ある程度は、現場で確認され正しい報告が患者側にされています。
無責任な言い方かもしれませんが
人間である以上間違いが無いわけがありません。
検査結果について、それがほんとに私のかどうか確認する手段が一つあります。
それは、定期的に、検診を受けその結果を保管しておいてください。
(正常(健康)と思うときがよい)
過去の結果と比較することである程度自分のか他人のか判断できることがあります。
病気になっても全てのデーターが異常になることは少ない
(全ての事についてではありません。例外は、起こり得ます。)
日頃から、自分の体に関心を持ってください。