T/C(トラベラーズチェック)

バカに出来ないT/Cの使い道

日本でのT/Cの販売は2014年3月31日ですべて終了しました。T/Cに代わるものとして外貨両替・空港受取りサービスをおすすめします。

ハワイに行くと小額のキャッシュが意外と必要

アメリカはカード社会、小切手(チェック)社会で現金はまず持ち歩かないのは知られている。なのでみんなもクレジットカードは必ず持っていくと思う。

ところが、ハワイに行くと小額のキャッシュが意外と必要なときがある。ホテルでボーイやベットメーキングに払うチップはもちろんだが、パーキングメータや駐車場の支払い、給油のときのデポジット、ビーチに行くときに持っていく小額のキャッシュ。。。等々、結構頻繁に必要になる。ちょっとしたキャッシュがなくて困った経験はないだろうか?

ドルキャッシュをつくるのに日本円を両替したり、ATMから引き出してももちろんいいが、場所が限られレートが意外と悪かったり手数料を取られたり結構めんどうだ。そこでおすすめするのがドルT/C、トラベラーズチェックだ。

T/Cなら日本で作るときに数%の手数料を取られるだけで、あとは空港などで両替しなければ手数料は取られない。使うときもショップでそのまま使えるし、もちろんABCやスーパーなどでも使えおつりはキャッシュでくれる。使用するときたまにIDを求められる時があるので、その時はクレジット・カードでID代わりになるか尋ねよう。

はじめからキャッシュが欲しいときは泊まっているホテルやコンドミで手数料なしで変えられるのが便利だ。そのときに1日に換金できる上限がだいたい$50ぐらいなので、作るときは$50のT/Cを作ろう。T/Cならなくしても再発行が効くのでビーチへ持っていっても安心だ。

大きな買物はカードで、小額なものはT/Cで。使い方を考えれば重宝する。残ったT/Cはまた次回使えばいい。リピーターなのだからまたきますよね。

マネー・オーダー (money order)とは

アメリカでの支払い方法でカード、チェック、キャッシュのほかにマネー・オーダーというものがある。聞いたことはあるかもしれない。ハワイにいるときに雑誌などを読んで、気に入ったから日本に帰っても定期購読がしたいと思ったとき、支払い方法としてチェックかマネー・オーダーを送ることが多い。マネー・オーダーとは日本で言う郵便為替のこと。でもアメリカでは郵便局だけでなく、銀行でもセブンイレブンでも作れる。手数料が一番安いのはやっぱり郵便局。

作り方は簡単、キャッシュかT/Cを持って行き申込書に金額と必要事項を記入するとその場で作ってくれる。受取ったマネー・オーダーに支払い先名を手書きでいいから記入し、サインをすればOK。あとは支払い先にメールで送ればよい。使う機会は少ないかもしれないが、知っておいてもいいかも。

意外と使うクォーター
これから車を運転するようになると意外とクォーター(45セント硬貨)が必要になってくる。特にパーキングメーターには必要だ。また、ベンディングマシーンでジュースを買うときとか、電話をかけるときなど頻繁に必要になる。
ところで最近アメリカの州ごとに発行しているクォーターが出まわっているのをしっているだろうか?デザインもそれぞれで、各州の刻印が入っている。手持ちのもを良く見て見よう。50州全部コレクションするのもおもしろいかも。

■初出:2000年1月 ■更新:2015年3月

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